レースの中で使用されるさまざまな専門用語です。

■ア
【赤旗】
レッドフラッグとも呼ぶ。レース中断を告げる赤い旗。
【アウトインアウト】
コーナーの基本的な走法。外側から入り、内側を経由し外側に向けて脱出するライン。
【足着き】
トライアル競技で、バランスを崩し足を着くこと。セクション(採点区間)の中では、減点の対象になる。1回足を着くと減点1、2回足を着くと減点2、3回以上の足着きは減点3になる。また、転倒やセクションからのコースアウト、バック(後退)などは減点5となる。
【アール】
半径を示すradiusの頭文字。100Rなら半径100m相当の外周円をもつコーナー。
【アンダーステア】
コーナーの走行でやや外側に膨らむマシン挙動や特性。

■イ
【イエローフラッグ】
転倒車の存在など危険を知らせる旗。提示区間は追い越し禁止。
【イルタ(IRTA)】
MotoGPチームの連盟。インターナショナル・ロードレース・チーム・アソシエーション。
【インドアトライアル】
スタジアムトライアルと同意語。トライアルを都会でも観戦できるようにスタジアム(インドア)の中に人工セクションを作り、一部のセクションは2台並んで走り、速さも競うなど見せる要素を強調した競技。ヨーロッパで人気が高く、世界選手権も行われている。
【インジェクション】
キャブレターに替えて、電子制御で燃料を噴射する装置。フュエルインジェクション(略してFI)とも呼ぶ。

■ウ
【ウイリー】
前輪が浮いて走行する状態。ロードレースやモトクロスのスタート時や、コーナー脱出時に見られる。ただし、ウイリー時間が多いとタイムロスにもなる。
【ウイリージャンプ】
トライアルで、ウイリー状態から、さらにジャンプして障害物を越える走法。障害物の壁に後輪を当て、リアサスペンションが縮んで伸びる反動を利用して障害物を上がる。
【ウエットレース】
ロードレース決勝は、“ドライレース”と“ウエットレース”に分類され、スタート前に主催者が告知する。“ドライレース”は天候状況で路面が変化した場合中断されることもある。一方“ウエットレース”が宣告された場合、天候変化の理由で中断されることはない。
【ウォームアップラップ】
決勝日の朝に行われる練習走行
【ウォッシュボード】
モトクロスコースで洗濯板状となった部分。表面が波状に凸凹している。進行方向に向かって、行く手を横切るような凸凹が連続。凸凹の間隔が変化するので、タイミングを狂わせてバランスを崩すこともある。先行するライダーのミスを待ち、抜き去るポイントにもなる。

■エ
【エフ・アイ・エム(FIM)】
国際モーターサイクリズム連盟。二輪モータースポーツの国際統括団体。
【エム・エフ・ジェー(MFJ)】
(財)日本モーターサイクルスポーツ協会。国内の二輪スポーツ統括団体で文部科学省所管。国内4メーカーも加盟し運営協力する。
【エントラント】
出場者、レース参加者、参戦チームの意。

■オ
【オイル旗】
赤い縦縞の入った黄色い旗。コースがオイルや砂などで滑り易いことを伝える。主にロードレースで見られる。
【オーガナイザー】
レースの主催者
【オーバーステア】
コーナーの走行でやや内側に切れ込むマシン挙動や特性。
【オーバーハング】
トライアル競技のセクションで、下の方がえぐれ上方手前にせり出している地形。単に前輪を持ち上げたウイリー走行では、下の方のえぐれたところに後輪がはまってしまうだけ。だが、ウイリージャンプすることによって後輪を上の方に当てて、オーバーハングの地形を越えることも可能になる。
【オフィシャル】
競技委員
【オブザーバー】
セクション(採点区間)でライダーの走りを採点する人。片手を上げた状態でライダーの走りを監視して、減点1(足着き1回)の場合は指を1本立てて、観客にも分かるように表示する。同じようにして、減点2の場合は指2本。減点3の場合は指3本を立てる。減点5は、てのひらを広げて指を5本立てた‘パー’の形。手で示す代わりに、1から5までの数字を書いたカードを掲げて知らせることもある。またセクションごとにある1分から1分30秒の持ち時間をストップウォッチで計っていて、持ち時間をオーバーする(減点5になる)と笛を吹いてライダーに知らせる。
【オールクリーン】
全てのセクションをクリーン(減点0)で通過すること。ラップごとに全てのセクションをクリーンすることもオールクリーンと呼び、1ラップ目ならば「1ラップ目・オールクリーン」と言う。

■カ
【カウリング】
マシンを覆う樹脂製カバー。走行風の流れを調整し最高速度を稼ぎ、空気抵抗を低減し選手を風圧から守る。
【カウンター】
「逆ハン」「カウンターステア」と同意語。コーナー走行中に後輪がグリップを失い外側に滑る時、曲がる方向とは反対方向にハンドルを切りマシンの方向を調節する走り方。
【カットスリック】
ロードレースで、微かに濡れた路面での走行用に、手作業や機械作業でスリックタイヤに溝を施したタイヤ。
【カント】
コーナーの傾斜のこと。走行容易化を図るため内側を低く外側を高くした路面設計。バンクとも呼ばれる。モトクロスのバンクでは、コーナー外側が高く盛り上がり遠心力を受け止める。それにより平坦なコーナーより高い速度で通過することも出来る。

■キ
【ギアボックス】
トランスミッションと同意語。変速機のこと。
【キャンバー走行】
トライアルなどで斜面を横切る走りかた。通常は山側にマシンを傾け、ライダーは谷側に腰を出しバランスを取り走る。バランスを崩して転倒する場合も山側にマシンを倒しやすく、谷側にマシンもろとも転げ落ちるのを防ぐことができる。

■ク
【クォリファイ】
予選走行。または予選を通過し、決勝出場の資格を得ること。
【クールダウンラップ】
レース終了後、全車がスピードを落としてサーキットを1周すること。
【クラッチを切る】
ギア付きの自動車に例えるとクラッチを踏むこと。バイクでは後輪の駆動がカットされる。
【クリーン】
トライアル競技のセクションで、減点0で通過すること。
【グリーンフラッグ】
コースのクリーン状態、または走行の開始を告げる緑色の旗。
【クリアラップ】
前方に走行ラインを邪魔するマシンがない状態。予選時の状況説明で使う。
【クリップ】
「クリッピングポイント」とも呼ぶ。コーナーで最もインに近づく場所。コーナー中央の切り返し地点。

■ケ
【計測装置】
モトGPのファクトリーマシンなどで、速度やエンジン回転数、使用ギア、サスペンション作動量、タイヤ温度、ブレーキ作動など多岐のデータを収集する装置。マシン開発の基礎データを得る。

■コ
【コースレコード】
最も速い1周のラップタイム。モトGPでは決勝時のタイムが有効。全日本選手権では予選タイムも認められる。
【ゴロワーズ】
スペインを拠点とするアルタディス社の煙草ブランド名。
【コンストラクター】
マシン製造者。
【コンストラクターズタイトル】
各レースでのコンストラクター別の出場選手の獲得ポイントを年間合計し、最上位コンストラクターに与えられる。
【コンパウンド】
タイヤのゴム質。

■サ
【サイティングラップ】
ロードレースの決勝スタート直前に全車で1周しコース状況とマシンの確認をすること。
【サイドバイサイド】
2台以上のマシンによる激しい順位争い。

■シ
【ジェー・エス・ビー(JSB)】
ロードレース全日本選手権の最高峰。一般市販二輪車をレース仕様に改造して参加できるクラス。
【シケイン】
速度が高まり過ぎないよう、コース一部に障害を設けた部分。小さなコーナー。
【市販レーサー】
レース専用に販売されるマシン。ロードレース用をロードレーサー、モトクロス用をモトクロッサーと呼ぶ。
【シャーシ】
フレームと同意語。
【白旗】
救急車など、低速走行車がコース上にあることを知らせる白旗。
【人工セクション】
本来トライアル競技のセクションは、自然の地形を利用するが、人工的に大岩や丸太などの障害物を組み合わせて作られたセクションを人工セクションと呼ぶ。近年は世界選手権でも、観客が楽しみ易いよう最終セクションを人工セクションにする場合もある。

■ス
【スコルパ】
フランスのトライアルマシン製造メーカー。ヤマハの4サイクル125cc、2サイクル250ccエンジンを搭載したトライアルマシンを製造している。
【スターティンググリッド】
決勝のスタート位置のこと。予選順で決定する。04年からMotoGPでは1列に3台が並ぶ。ロードレースの全日本は1列に4台が並ぶ。予選1番(ポールポジション)は二輪レースではアウト側。ちなみに四輪レースではイン側がポールとなる。モトクロスでは横一列で、予選の順に好きな場所を選ぶ。
【スタンディングスティル】
バイクに乗り、ステップの上に立ったままの停止状態でバランスを保つテクニック。トライアル競技では、とくに重要なセクションに挑む手前で呼吸を整えたり、タイミングを図る時にも役に立つ基本的テクニック。
【ステアケース】
本来は階段状の地形を意味する言葉だが、日本のトライアル競技では「大きな段差」という意味で使われる。例えば高さ1〜2mの大きな段差のことを意味する。ヨーロッパでは、「ステップ」「ビックステップ」などと呼ばれる。
【スティープヒル】
急な斜面のこと。トライアルでは、普通の人が歩いてよじ登れないような急斜面を、マシンで一気に駆け登る。一気に駆け登り頂上でターンし、今度はその急斜面を落ちるようにして下ったりする。
【スーパークロス】
スタジアムに造成した特設コースで行なうモトクロス。直線距離は短いが豪快なジャンプなどを身近で観戦できる。AMAスーパークロスは全米をはじめ高い人気を誇る。
【スーパーシフター】
ロードレースで、シフトアップ時に一瞬点火をカットし、シフト操作の円滑化を図る装置。クラッチを切らなくても容易にシフトアップ出来る。多くのモトGPマシンに使われる。
【スーパーバイク】
レースのカテゴリーとしての意味は「全日本JSB1000」または「スーパーバイク世界選手権」のこと。全日本のJSB1000は国内最高峰クラスで、一般市販公道用バイクをレース用に改造して出場する。排気量制限は4サイクル1000cc以下。
世界選手権はWSBやWSBKと略される。88年から世界選手権として開催され、各サーキットを転戦する。05年は2月26日のカタール大会から10月9日のフランス大会まで全12戦。日本大会の設定はない。
【スリックタイヤ】
ロードレース用の溝のない専用タイヤ。路面が乾いた状態で使う。溝がないぶん、接地面積が広がりグリップ力を稼ぐのに有利。
【スリップダウン】
タイヤが滑って転倒すること。主にロードレース用語。
【スリップ】
高速直線で前車との間隔をあけず空気抵抗を減らし、その余力を使い続くコーナー手前で前車を抜く走法。「スリップを使う」などと言う。スリップストリームとも言う。英語ではドラフトと呼ぶ。
【スローインファーストアウト】
コーナー走法。きっちりと減速しコーナーに進入し、スピードを上げてコーナーを脱出するという意味。
【スローパンクチャー】
タイヤからゆっくり空気漏れが生じること。

■セ
【セクション】
トライアル競技での採点区間。長さは数10メートル。左右をセクションテ−プやセクションマーカーで囲み、そのセクションの範囲に前輪のスピンドル(軸)が入った時点から採点が開始され、前輪のスピンドルが出た時点で採点が終わる。たとえば、セクションを出た瞬間に転んでも、前輪のスピンドルが出た後ならば減点されない。セクションの走行時間は全日本で1分以内、世界選手権は1分30秒以内と設定され、それを超えると原点5となる。

■タ
【タイヤウォーマー】
電気毛布の仕組みを応用しタイヤを暖める装具。ロードレースで用いられ、レース序盤のタイヤの消耗を防ぐ役割もある。
【サイレンサー】
マフラーの後端部にある消音器。

■チ
【チェッカーフラッグ】
レース終了を告げるフラッグ。白と黒の格子模様。
【チャタリング】
ロードレースで超高速域から減速時に、タイヤとサスペンションの振動が共鳴し、前または後輪が上下に細かく振動すること。チャターとも呼ぶ。
【チャンピオン】
シーズンを通して獲得ポイントが最も多かった選手に与えられる称号。年間チャンピオン、タイトル、と同意語。

■ツ
【ツーデー(2D)】
マシンの計測技術開発メーカー。MotoGPの各チームが使う。

■テ
【ディー・エヌ・エス(DNS)】
did not startの略。決勝レースのスタートが切れなかったこと。
【ディー・エヌ・エフ(DNF)】
did not finishの略。途中リタイヤなどで完走できなかったこと。
【テーブルトップ】
モトクロスのコースで設けられる台形状のジャンプ台。

■ト
【トライアル】
自然の岩や崖などの地形に専用のマシンで挑み、如何に足を着かずに走行出来るか競う競技。競技は、世界選手権の例では5時間30分の持ち時間中、15セクションを2ラップ(2周)して争う。持ち時間を超えるとペナルティーとなる。セクションと呼ぶ採点区間は1周数kmのコースの中に15ヵ所設けられ、1ヵ所ごとに選手が走り、オブザーバー(監視員)が減点方式で採点する。セクションは、それぞれ異なる岩場や土の急斜面、林の中や沢などバラエティーに富んだものが設定される。最も減点数が少ないライダーが優勝者となる。

■ノ
【ノービス】
初心者クラスのこと

■ハ
【ハイサイド】
ロードレースでコーナー走行中、滑っていたリアが急にグリップを取り戻し、マシンがつまずいたようになる現象。これで転倒すると「ハイサイドで転倒」と言う。
【パッシングポイント】
前車を抜く、または抜こうと思っている場所。
【バックマーカー】
決勝レースで首位走行の選手に対し、1周以上遅れて走っている選手。トライアルでは最後にスタートした選手の後に出走し、コースマーカーやセクションを片付けていく競技役員をさし、これに追い越された選手は失格となる。
【8耐(はちたい)】
鈴鹿8時間耐久ロードレースのこと。2005年は7月31日に三重県鈴鹿サーキットで決勝が行なわれる。
【ハーフウエット】
濡れた部分と乾いた部分が混じった路面
【ハングオン】
コーナリング中、マシンのバンクよりもさらに内側に体重をずらすことによって、より小さくコーナーをまわる走法。
【バンク】
「カント」と同意語。コーナーの傾斜のこと。
【バンクセンサー】
ロードレース用の選手の装備で、膝に取り付けられた樹脂または圧縮皮革製のカバー。コーナリング中、このバンクセンサーと路面を接触させライダーはバンク状況を知る。

■ヒ
【ビバンダム】
ミシュランタイヤのキャラクター人形。白いタイヤを積み重ねた格好。

■フ
【ファクトリー】
メーカーが直接的に運営するチームのこと。ワークスと同意語。
【ファステストラップ】
決勝レースで、最も速い1周のラップタイム。
【ブラックフラッグ】
ルール違反、危険な車両に対し提示される黒い旗。白の数字でゼッケンを表示した黒板とともに提示され、該当車両は次周ピットに戻って停止しなければならない。
【フォルトゥナ】
スペインを拠点とするアルタディス社の煙草ブランド。
【フリープラクティス】
練習走行。
【ブルーフラッグ】
追い越そうとするマシンの存在を、追い越される選手に告知する青色の旗。
【フローティングターン】
前輪を持ち上げてターンする、トライアルの花形的テクニック。さらに高度なテクニックとして、空中でターンしてしまう「エアターン」もある。
【フロントホップ】
トライアル競技で、前輪を浮かせて横に移動させ、マシンの向きを変えるテクニック。

■ホ
【ホールショット】
決勝で、スタート直後の第1コーナーに真っ先に進入すること。
【ポールポジション】
予選での最速タイム選手。「ポール」と同意語。ロードレース決勝で、最前列アウト側の位置からスタートする権利。(四輪レースではイン側がポールとなる)

■マ
【マインダー】
トライアル用語で「メカニック」または「サポートライダー」とも呼ばれ、上級クラスで選手を助ける役割の人。ゴルフで言えばキャディのような存在である。マシンの修理道具や予備パーツなどを一式かついでライダーとともにコースを移動。セクションでは、攻略法をライダーにアドバイスしたりする。

■ミ
【ミュー】
摩擦係数。サーキットの、路面状態に関して使われる。ミューが低ければ滑りやすく、高ければグリップ力が高い。

■ム
【ムースタイヤ】
本来タイヤの空気が入っている部分に、ゼリー状のゴム材を入れ、パンク抑止を図る競技タイヤ。モトクロスやエンデューロで使われる。

■モ
【モトクロス】
未舗装の自然の原野(コ−ス)を専用のオフロードバイクで周回し、速さを争う競技。「モーターサイクル・クロスカントリー」が原語。起伏に富んだ地形を飛んだり跳ねたり、また時には大きなジャンプも見られる。競技用のマシンを「モトクロッサー」と呼ぶ。国内4メーカー他欧州の数メーカーが市販モトクロッサーを発売している。ヤマハは85ccから450ccまでのラインナップがある。
全日本選手権は、毎年4月頃から10月頃まで10戦程が開催される。各地を転戦するシリーズ戦。開催クラスは、「出場者の実績」と「マシンの排気量」の2要素から区分される。最上級クラスが国際A級250ccクラス、次に国際A級125cc。国際B級がそれに続く。
250ccクラスは2サイクルが250cc以下、4サイクルは450cc以下のマシンが出場可能。125ccクラスは、2サイクル125cc以下、4サイクル250cc以下のマシンが出場できる。(2サイクルと4サイクルの馬力の特性を鑑み公平さを配慮した規則)
05年より全日本の最高峰クラスはIA1(国際A級250)とIA2(旧国際A級125)と呼称が変更。決勝は、「30分+1周」で行なわれる。決勝は、これを2回繰りかす2ヒ−ト(2レース)制で行なわれる。各ヒートの着順に得点(ポイント)が与えられ、年間獲得ポイントの最も多い選手がチャンピオンとなる。全日本ではレディスクラスも開催されている。
世界選手権も春から秋にかけて欧州中心に各国転戦で行なわれる。最高峰は「MX1」で2サイクルは250cc、4サイクルは450ccまで出場可能。「MX2」は2サイクル125cc、4サイクル250ccまでが出場できる。米国では、スタジアムに土砂を運び込んだ特設会場で行なわれる「スーパークロス」と、通常のアウトドアで行なわれるモトクロスの2種の選手権がある。前者はAMAスーパークロス、後者はAMAナショナルモトクロスと呼ばれる。
【モトGP】
MotoGP。二輪ロードレースの世界最高峰。最高峰のモトGPクラス、250cc、125ccの3クラスがある。
【もてぎ】
正式名称ツインリンクもてぎ。栃木県の茂木(もてぎ)町に97年出来たサーキット。ツインリンクは英語の「Twin」とドイツ語の「Ring」をつなぎ合わせた造語。米国式のオーバルコースと、欧州式コースの二つのロードコースがある。2005年は、9月18日にモトGPが開催される。

■ラ
【ラップタイム】
サーキットを1周したときのタイム。

■リ
【リアホップ】
トライアル競技で、後輪を浮かせて横に移動させ、マシンの向きを変えるテクニック。
【リーンアウト】
ハングオンとは逆で、マシンが傾く方向とは逆に上半身を向かせる走りかた。主にモトクロス、トライアルで使われる。なお、マシンの傾きに上半身を合わせる走りかたをリーンウイズと呼ぶ。
【リバース】
トライアル競技で後退(バック)すること。以前は、足を着かずにマシンをバックさせることは驚異的なテクニックで、減点0だったが、2004年時点ではマシンが後退した時点で減点5となる規則となっている。

■レ
【レーサーシフト】
市販バイクのギアチェンジは1ダウン5アップ(6速の場合)だが、ロードレース仕様は1アップ5ダウンが一般的。シフトペダルのある左側にマシンが深く倒れ込んだ場合も、シフトアップし易い配慮の設計。
【レインタイヤ】
ロードレースの雨天用タイヤ。ドライ時に使うスリックタイヤは溝がないが、レインタイヤには溝がある。ゴムの材質も異なる。
【レーサー】
レース専用仕様のマシン。

■ロ
【ロードレース】
サーキットと呼ばれる舗装専用コースを専用マシンで走り速さを争う競技。最高峰クラスはMotoGPで、2005年は4月のスペインを皮切りに11月6日の最終戦まで全17戦で各サーキットを転戦して争われる。決勝レースは、コース毎に決められた周回数を走り(約40分程度)、最も速くゴールを駆け抜けたライダーが優勝。着順ごとに得点(ポイント)が与えられ、年間獲得数の多い選手がチャンピオンとなる。マシンはMotoGP用に専用開発された4サイクルで排気量は990cc以下。直線では時速300km/h以上にもなる。深くマシンを寝かせてのコーナリング、タイヤを滑らせての走りなどが見どころ。MotoGPは、他に250cc、125ccクラスが併催される。
レース専用マシンで争われるMotoGPに対し、一般公道走行用の車両をレース仕様にして走るのがスーパーバイク及びスーパースポーツの競技。世界選手権としても開催される。
国内では全日本選手権が開催され、最高クラスはJSB。日本独自の規則によるスーパーバイクレースである。その他250cc、125cc、ST600の計4クラスが全日本選手権で開かれている。

■ワ
【ワークス】
メーカーが直接的に運営するチームのこと。ファクトリーと同意語。
【ワークスマシン】
ファクトリーマシンと同意語
【ワンウエイクラッチ】
クラッチ機能を制御し、制動時のマシン挙動の安定化を図る機構。「スリッパークラッチ」「バックトルクリミッター」と同意語。




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1961 Noguchiya. Limited Company.